こんにちは、UmiFani家具製作所の海田です。
今回は、エポキシレジンテーブルの製作事例を多数の画像を使いながらご紹介したいと思います。
写真を撮り忘れていた段階などもありますが、その辺りはご了承ください。
青空に浮かぶ雲のようなデザインのエポキシ・レジン・テーブル製作事例
- できるだけ明るい色の、南アメリカ産ウォルナット
- 木材と木材の中央にレジンが流れるデザイン
- 少し濃い青いレジン(透明)
- レジンには白い模様(雲・波のデザイン)
- 脚は、Xの形のもの
- 脚はキャスター付き
まずは、木材を選び、シミュレーションしていくことから始めます。
何種類か木材をピックアップし、お客様に以下のような最終的なシミュレーション写真をお送りし、最もご希望に近い木材をお選びいただきます。
次に、下処理をして数日乾燥させます。
続いて、青いレジンを半分くらい注いで、また乾燥させます。
そして、雲・波のデザインを描いて、また乾燥させます。
ちなみに、このシーンだけ動画もあります。
レジンの工程が終わったら、研磨ルームに移動して、ひたすら磨き続けます。
ここまできたら、もうほぼ完成です。脚に載せてみます。
脚にキャスターを取り付けて、エポキシ・レジン・テーブル完成です。
島に押し寄せる海の波をデザインしたエポキシ・レジン・テーブル製作事例
- できるだけ明るい色の、南アメリカ産ウォルナット
- 島と海のデザイン
- 海岸の雰囲気を演出するために、木材はレイヤー(段差あり)加工
- 少し薄めの青いレジン(透明)
- レジンには白い模様(海の波のデザイン)
- 脚は、Xの形のもの
- 脚はキャスター付き
まずは、先ほどと同じように、木材を選びます。今回は、この木材に決まりました。
本当は節をテーブル中央に持ってきて、もっと「島な雰囲気(アイランド感)」を出したかったのですが、使用する部位的に難しく、断念しました。
下処理をして、レイヤー(段差)を作ります。
なんだかバランスが悪いので、もう一段深く掘ります。
いい感じになりました。
まずは、いちばん下のレイヤーからレジンを流していきます。そして、乾燥させて、波のデザインを描き、また乾燥させます。
次に、島の砂浜となる部分まで波をデザインし、十分に乾燥させます。
そして、透明レジンを流しいれていきます。わかりにくい変化ですが、島の陸地部分ギリギリまでレジンを注ぎ終わりました。
続いて、研磨ルームで、十分磨きます。ちなみに、この部屋は粉だらけで、真っ白です。研磨ルームあるあるですよね。
ここまできたら、やっとレジンテーブルっぽくなってきましたね。試しに脚に乗せてみます。
キャスターをつけると、こんな感じ。島と海のデザインのエポキシ・レジン・テーブル完成です。
本物の花(ドライフラワー)を封入したエポキシ・レジン・テーブル製作事例
- できるだけ明るい色の、南アメリカ産ウォルナット
- 木材と木材の中央にレジンが流れるデザイン
- レジンの色は、無色透明
- レジンの形は、できるだけウェーブしているデザイン
- レジンの中には、お客様が指定したドライフラワー(花)を封入
- 脚は、Xの形のもの
- 脚はキャスター付き
まずは、木材を選ぶことから始めます。今回は、ウェーブ状のレジンの形で作らなければならないので、こちらの木材を使用することになりました。
下処理をして、乾燥させます。
お客様と電話で連絡を取りながら、ドライフラワーの位置や向きを決めていきます。
透明レジンを注ぎ込み、乾燥させます。
動画は、こんなかんじ。
磨き終わったら、試しに脚に乗せてみます。
キャスターをつけると、こんな感じ。ドライフラワーを封入したエポキシ・レジン・テーブルの完成です。
手作りの、オーダーメイド・エポキシ・レジン・テーブルについて
書くだけなら簡単ですが、ひとつ作るのに計り知れないほどの時間とたくさんの職人たちの労力がかかっています。
そのため、製作着手開始から納品まで約2ヶ月(混み合っている時期で約3ヶ月)かかります。
弊社では、お客様のご要望にしっかり耳を傾け、できるだけご希望に近いデザインで製作いたします。
使用する木材や、天板のサイズ、レジンの色、脚の形など、様々なご要望にお応えいたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
経験豊富な職人たちに訊きたいことなどあれば、合わせてご質問ください。
>>> お問い合わせは、こちらから <<<
UmiFani家具製作所の齊藤です。
お客様にご満足いただけるよう、できる限りご要望にお応えいたしますので、まずはご相談ください。