マイホーム建設中、リフォーム中の方、引っ越しをされる予定の方々、テーブルの購入をご検討ではないですか?
そんな方々にぜひおすすめしたいのが、オシャレで美しい無垢材テーブルです。
無垢材テーブルはインテリアの主役としても、お部屋に一つあるだけで十分にオシャレな雰囲気を出すことが出来るだけでなく、意外にも北欧デザインやアンティーク、モダンデザインなど、多くのデザインインテリアに馴染んでくれるため、とても重宝するテーブルです。
そのため、お子さんがいらっしゃるご家庭にはもちろん、一人暮らし、カップルや新婚さんの二人暮らしの方々のお部屋にも最適です。
今回は、そんな無垢材テーブルの溢れる魅力についてご紹介します。
この記事を読めば、無垢材テーブルを購入したくなること間違いなしですよ。
無垢材とは

一本の木をそのまま必要なサイズに切り、加工したもののことをいいます。
合板やMDFなどとは違い、木材を繊維状にしたり複数枚の板を張り合わせたりと接着加工を行っていないため、木が本来持っている質感をそのまま楽しむことが出来ます。
無垢材は製作行程での燃料消費が少ないことから、エコにも繋がると言われています。

無垢材のメリット

無垢材テーブルのメリットについてまとめてみました。
- 木の質感を楽しめる
- 長く使うほど味が出る
- 耐久性が高い
- 調湿性に優れている
- 断熱性がある
- アレルギー症状がでにくい
木の質感を楽しめる
天然木をそのまま使用するため、木が持っている質感や温かみを実際に感じることが出来ます。
さらに、木の木目は一本一本異なるため、他にはない世界に一つだけのテーブルを手にすることが出来ますよ。
長く使うほど味が出る
無垢材のテーブルは使用すればするほど、色や質感に深みが増し、味が出てきます。
万が一劣化してきても、削り直し等の修復を行うことで、新品同様に使用し続けることが可能です。
耐久性が高い
木材の寿命は長く、桧(ひのき)は約2000年、杉は500年、松は400年程と言われています。
その代表的な例としてあげられるのが、桧を使用した日本の歴史的木造建築物である「法隆寺」です。約1300年経った今も尚、変わらずその姿のままで立ち続けています。

レンガやコンクリートと比較すると耐久性に欠けるイメージがありますが、実はそんなことはなく、きちんと手入れを行えば、木材は100年以上使用することができる、とても耐久性に優れた材質です。
調湿性に優れている
天然の木を使用するため、伐採後も木が呼吸をしています。そのため、部屋の湿気が多いときは水分を吸収し、乾燥してくると水分を放散するのです。
無垢材の家具を置くことで、自然と、お部屋を過ごしやすい湿度に保ってくれます。
断熱性がある
木材は熱伝導率が低いため、コンクリートに触れたときのような、冷たさを感じることがあまりありません。
熱伝導率が低いということ断熱性に優れているということであり、外気の気温の影響を受けにくいため、冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことが出来ます。
アレルギー症状がでにくい
べニア板や合板を使用した家具の場合、接着剤に化学物質を使用しているため、アレルギー症状が出ることがあります。
しかし、無垢材の場合は天然木であり、化学物質の使用がないことから、アレルギー症状がでにくく安心して使用することが出来ます。
また、ヒバや桧などの木の種類によっては、アレルギーや喘息の原因となりやすいダニの繁殖を防いでくれます。
使用される木材の種類

無垢材の家具として使用される種類をご紹介します。
特に人気の種類はウォルナットや杉、パインがあげられます。
そのほかにも使用可能な木材はありますので、好みの木材を探してみてください。
南アメリカ産ウォルナット

北アメリカ産ブラックウォルナット

アカシア

マンゴー

チーク

無垢材のデメリット

良い特徴がたくさんある無垢材ですが、デメリットもあります。
しかし、デメリットをきちんと理解し使用することで、防ぐことが出来るため、ご紹介します。
- ひび割れや反りが起きる
- 傷つきやすい
- シミが付きやすい
ひび割れや反りが起きる
天然木であるため、木自体が呼吸をし、調湿性に優れているとお話ししました。無垢材のテーブルは室内の湿気を吸うことによって、伸縮します。そのため木の乾燥による、ひび割れや反りが起こりやすくなるのです。
湿度が高いところで使用すると、ひび割れしやすくなるため、極端に湿度が高い場所での使用は控えた方がよいでしょう。
傷つきやすい
化粧板やプリント紙などを使用したテーブルとは違い、無垢材は表面に塗装加工を行っていないため、そういった作りのテーブルと比較すると傷が付きやすくなります。
シミが付きやすい
これは仕上げの際にオイル塗装を行ったテーブルに起こりやすくなります。
テーブルを使用していると、オイル塗装が徐々に剥がれ、塗れたコップ等を長時間置きっぱなしにしたり、熱い物を直接置いたりしていると、その部分がシミになることがあります。
コースターやランチョンマット等を使用し防ぐことが出来るので、活用ください。
ここまでデメリットを紹介してきました。
上記のようなデメリットは日ごろからの手入れやメンテナンスを行うことで、防ぐことも可能です。
ですが万が一反りや傷がついたとしても、その反りや傷は一緒に生活した証であり、思い出となります。
木の変化とともに、あえて思い出として残し、ビンテージ感を楽しむことも出来ますよ。
最後の仕上げ塗装の違い

テーブル製作の仕上げの際には、オイル塗装、ウレタン塗装を行います。
これは、無垢材のデメリットであるひび割れや反りを防ぐために必要な作業となり、塗装によって、テーブルの質感やメンテナンス方法が異なるため、ご紹介します。
オイル塗装

仕上げの塗装でオイルを使用する方法です。オイルフィニッシュとも呼ばれています。
木の呼吸を妨げないため、木の質感を感じることが出来ます。
ですが、傷やひび割れなどが起きやすく、定期的な手入れが必要となります。
ウレタン塗装

ウレタン樹脂を使用して仕上げの塗装を行う方法です。ウレタンで木を保護するため、定期的な手入れをしなくても、汚れにくく、ひび割れ等の心配も少なくなります。
ですが、ウレタンを使用することでツルツルした手触りとなり、木本来の質感はなくなってしまいます。また、ウレタン部分は傷がついてしまうと修復が出来ません。
手入れ・メンテナンス

次に無垢材テーブルの手入れ方法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
普段の手入れ方法

オイル塗装の場合は基本的に、乾拭きをするようにしましょう。水ぶきをする際には硬く絞ったタオルで行い、水気が残っている場合には拭き取るようにしてください。
ウレタン塗装の場合であれば、水拭きをしても大丈夫です。
半年に一度のメンテナンス方法

オイル塗装の場合、半年に一回、特に乾燥する冬前にはオイルを塗り、保湿するようにしておきましょう。
準備物品
- 柔らかい布製タオル(3枚程度)
- 木工用オイル(ワックス)
手順
- まずは、水をしっかし絞った布製タオルでテーブルを拭きます。
- しっかりと乾燥させます。
- オイルを塗ります。(塗りすぎると、ふき取った後もオイルが残りやすく、べたべたするため注意してください。)
- 新しいタオルと使用してしっかりとオイルをふき取ります。
傷がついてしまった場合

オイル塗装のテーブルに傷がついてしまった場合は、自分で修復することが可能です。
メンテナンス用で使用する柔らかめの布製タオルとオイル、そして目の細かいヤスリを準備します。
傷がついた部分をヤスリで削ったあと、メンテナンスの方法と同じようにオイルを塗り拭き取るだけです。
簡単に修復することが出来るので、もし傷ついてしまった際には実践してみてください。
無垢材テーブルの、選び方

ここまでは、無垢材テーブルの特徴やメンテナンス方法についてご紹介してきました。
次に、テーブルの選び方についてご紹介します。テーブル選びに悩んでいる方々の参考になればと思います。
選び方のポイントとしては
- 使用人数にあった大きさを選ぶ
- 使用用途やデザインに合わせた形
の2つがあります。
以上の2つを考慮しながらテーブルを選ぶことで、テーブル選びの失敗が少なくなりますよ。
使用人数にあった大きさ

一人あたりのスペースは幅60cm、奥行40cm が理想とされています。
この、一人あたりの理想のサイズに、使用する人数をかけることで、おおよその必要となるのテーブルの大きさを算出できます。ですが、食事以外の目的にも使用したりするため、部屋のサイズに余裕がある場合は、大きめのサイズを選択しておくことをおすすめします。
また、他の家具の配置や壁との空間も十分に考慮しておきましょう。
- イスを引いて座ったり、立ったりするスペースがあるか。
- 後ろに収納家具がある場合取り出しやすいか。
- イスに座っている時、後ろを人が通れるか。
など、生活しやすい空間になるかを十分に考慮してサイズを選んでおくと、後から後悔することが少なくなります。
使用用途やデザインに合わせた形

サイズが決まったら、次はテーブルの形選びです。天板の形は大きく分けて、長方形・正方形と円形・楕円形があります。それぞれのデザインを見て選ぶことももちろんですが、使用用途に合わせて選択すると、購入後に使いにくさを実感することなく使用出来ます。
長方形・正方形

- 部屋のスペースを無駄なく使用することができる
- 天板が広く使用できる
主に、ダイニングテーブルとしての用途に向いています。
円形・楕円形

- 人との距離が近くなる
- 角がないため、柔らかく優しい印象を出せる
円形のため自然と向かい合って座るようになるため、コミュニケーションを取りやすくなります。また、カフェのようなおしゃれな雰囲気のお部屋にすることも可能ですね。
以上の2つがテーブルを選ぶときに参考にしてほしいポイントです。
このポイントを考慮しながら選ぶことで、自分好みの、使いやすいテーブルを選ぶことができると思います。
無垢材テーブルの、種類

無垢材テーブルにも種類がありますので、テーブル選びの参考になればと思います。
無垢材には、一本の木をそのまま天板にした一枚板のテーブルと、何本もの木をつなぎ合わせてテーブルにした共木(ともぎ)テーブルがあります。
太く、大きな木は一枚板としてテーブルになりますが、一枚板にするには細くて足りない木は、木の板を何本もつなぎ合わせた共木テーブルとして製作しています。
一枚板テーブル

つなぎ目がなく、自然に作り上げられた木目がかっこよく、存在感があります。
存在感があるのに、お部屋に馴染みやすく、人気のテーブルです。
無垢材テーブルの代表とも言えるテーブルですね。
共木テーブルでは最小限に抑えていても、どうしても出てしまう接着部分が、一枚板には絶対にないことも一枚板の魅力です。
共木(ともぎ)テーブル

同じ木から取った板の良い部分を組み合わせ製作します。職人が丁寧に製作し芸術性が光る、一枚板に負けないくらいに綺麗なテーブルです。
共木テーブルで特に人気なテーブルは「ブックマッチ」と呼ばれる天板です。
ブックマッチとは一本の丸太から板として切り取り、隣同士に面していた切断面を本の見開きのように組み合わせ、左右対称に並べ、接ぎ合わせた天板のことです。
同じ模様が左右対称に並ぶため、とても美しいテーブルになります。

各部屋に似合うテーブルを選ぼう

最後に、各お部屋の場所に似合う無垢材テーブルをご紹介します。
インテリアの参考になればと思います。
リビングテーブル

ダイニングテーブル

カウンターテーブル

オフィス・書斎用デスク

サイドテーブル

レストラン・居酒屋向きの宴会用テーブル

同じ無垢材でも、形や大きさ、使用する木材を変更することで、各お部屋に合ったテーブルに変化します。
UmiFaniオーダーメイド家具製作所では、おなたのお好きな色やサイズに変更し、すべてをカスタマイズして製作が可能です。
色や形で諦めていたテーブルが、UmiFaniオーダーメイド家具製作所では実現することが出来ます。
気になった方は、ぜひサイトをご確認ください。お問い合わせをお待ちしております。
無垢材テーブルを購入しよう

今回は無垢材テーブルについてご紹介しました。
圧倒的にオシャレで美しいテーブルでしたね。
無垢材テーブルが一つあるだけで、お部屋の雰囲気を明るく、温かくしてくれます。
皆さんもぜひ、購入してみませんか?